パーキンソン病を罹患された皆様、さぞかし苦しい日々を送られていることと思います。
パーキンソン病友の会広島県支部の会員の皆様は、誰もみな、同じ道を通っています。そして、その苦しみを笑顔でともに分かち合い、支えあい、日々生きています。
苦しみは、やがて人生の深い歓びへと昇華していくことでしょう。
私たち患者は、新たな道を歩くように自然の摂理から指示されたのかもしれません。ならば、新しい道を冒険心をもって、楽しみながら堂々と生きていこうではありませんか。
支部長 米本
パーキンソン病友の会広島県支部が果たす役割は、パーキンソン病を罹患され日々 不安の中で暮らし続けておられる方々に、手に届くところの安心感をお届けすること だと思っています。これを実践するための活動を展開しています。
先日の5月31日に行われた第32回定期粗総会において、新支部長が誕生しました。
米本さんです。緻密さとバイタリティを含んだ人であり、これから新しい風が吹き込んでくると思います、
それからこれまで、ご尽力いただいた高山前支部長は新たに相談役に就任されました。ひきつづきよろしくお願いします。
今年度は下記を実施します。
1.会員相互の親睦・絆・強化活動
①参加しやすい「おしゃべり会、定例会とするための改善
②より広範囲の地域間で、絆つくり交流活動を推進
③その他の会員相互の親睦・絆・強化活動
a)会報「ふれあい」のさらなる充実
b)「ふれあい」についての再認識
2.役員の世代交代および活動力の涵養
3.適正な医療」、行政からの保証の確保を念頭に置いた活動の実施
①国会請願活動の強化
②行政(国・貯法)への働きかけ強化
➂A:明るく T:楽しく M:前向きに を堅持
4.パーキンソン病をもっと多くの方に正しく知っていただくために
①SOSカード、ヘルプカードの普及の推進
②医療機関の待合室や、図書館の闘病コーナーに「ふれあい」設置の継続
5.クラブ活動の推進
6.市民公開講座(医療講演会)の開催
日時:令和6年6月8日(土)13:00~15:30
場所:山崎本社みんなのあいプラザ 1階多目的ホール(廿日市市総合福祉健康センター)
講師:広島西医療センター副委員長
(脳神経内科医)鳥居剛先生
演題:「やればできる!みんなのパーキンソン病」
参加費:未了
申込み:不要
1月21日は全国都道府県対抗男子駅伝競技大会と、まさに時間帯、場所が重なり、会場へのアクセスがさぞかし大変だったと思います。
でもおかげ様でとても内容の濃い、よいミーティングだったと思います。
講師を務めていただいた、国立病院機構広島西医療センターの谷内先生のご講演も大変好評でした。
コロナ感染状況を踏まえ、長期にわたり「おしゃべり会/定例会の」中止をお願いしていましたが、令和5年9月22日以降、コロナに関する記載が緩和されてきたことから、おしゃべり会/定例会」を再開します。詳しくはこちら
広島県支部の活動は、広島地域友の会と福山地域友の会および、広島地域友の会に属する各地区友の会にて、自主的な活動を旨とした諸活動を展開しています。
活動エリアが広い広島地域友の会では、呉地区、三次地区、東区・南区。安佐北区。中区、西区、佐伯区、広島西地区の小地区に活動拠点を置き、各地区で「おしゃべり会」を中心とした自主的な活動を行っています。
また、福山地域友の会は、組織人数は少ないですが、会員同士の絆はとても深いものとなっています。ここでもおしゃべり会に相当する定例会に力を注いでいます。詳しくはこちら
皆様のご協力のおかげで、国会請願署名を国会へ無事届けることができました。筆数は約1万筆となりました。毎年多数の筆数をほこる有数の支部となっています。ご協力いただいた全ての方々に感謝申し上げます。
全国パーキンソン病友の会は、全国組織の患者家族会です。パーキンソン病に関す る最新情報、全国の情報を年に 4 回お届けします。広島県支部会員の声が聞こえる 広島県支部発の会報「ふれあい」も、同時にお届けします。
広島難病団体連絡協議会(広難連)に参画し、他難病団体とも共同して、難病の問題に取り組んでいます。詳しくはこちら。
また、ピアサポートと称し、各団体による電話お問合せも定期的(パーキンソン病友の会広島県支部による電話鵜受付は毎月第2、第4木曜日に実施しています)詳しくはこちら。
さらに難病相談ウィークと称し、毎年2月頃を目途に、専門医をお招きし、電話相談等を受け付けています。今年も詳細が決まり次第、アップします。
全国大会、日本パーキンソン病コングレス(JPC)などへの参加。
ホームページからも、さまざまな情報を発信していきます。
パーキンソン病友の会広島県支部では、年4回発行する機関誌「ふれあい」や、各都道府県支部を通じて配布される全国会報誌に加え、広く会員の皆さんとコミュニケーションを図ることを目的とした「葉書きでふれあい」の他、様々な情報を、パーキンソン病に関与する多岐にわたる方々に発送しています。
発送作業は、発送対象者に応じ、発送物を取捨選択するとともに、機動的かつ正確な作業が求められますが、それには長年培ってきた広島県支部のノウハウが反映されいます。
さて、このたび、発送作業のボランティアを募ることとしました。わいわいがやがやと私たちと会話を楽しみながら発送作業をご一緒していただけませんか。
機動的かつ正確な発送作業をいかに実現しているのか、その謎も解けるかと思います。
友の会でお会いできることを願っています。
全国パーキンソン病友の会
広島県支部支部長 米本武